発明家

グワーッ!また負けた!

トーマ隊長、だからそこは一回守備に回った方がいいんですよ。

そんな事いちいち覚えてられん。

でも勝ちやすくなりますよ?

あ~、なんとなく操作したら勝てるゲームとかないのか?

そんなのゲームとして面白くないですが…そんなに勝ちたいならゲーム作っちゃえばいいじゃないですか。

ゲームの発明家にそう言われてもなあ。俺はなんの技術も無いし。

本当の発明家が来たの知ってます?

急に会話に入ってこないでくれ。俺は今とても大事な極秘案件の話をしているんだ。

ゲームしてただけじゃないですか。
それはそうと、本当の発明家が来たんですよ。

へぇ~。それはエジソンみたいな?

はい。ピパロン王国で発明品を出展するらしく。警備隊が警備するらしいんです。

お、それはなんか面白そうだな。

遊びではないのですが。

変わった発明品とかあるかもしれん。

はい、色々と面白い発明品の展示があると聞いてます。

あ、セイジ隊員、しっかり登場してるし。

しっかり警備しないと駄目ですよ。怪盗オリーの予告状が届きました!

なぬ!?
親愛なる発明家エジポンへ
面白そうな発明品が展示されるようだね。私のコレクションに加えてもよい発明品かどうか、拝見しに伺うよ。
怪盗オリー

・・・なんか微妙な予告状ですね。結局、盗む気はあるのでしょうか?

自分のコレクションに加えてもよい発明品とは、なんか上から目線ですね。

ともかく、怪盗オリーが来る以上、万全を期す必要がある!みんなで行くぞ〜
発明王エジポン登場

ここが発明品の展示場か。建物もなんか変だぞ。

見たことある造形ですね・・・これは・・・何でしょう?
ブルブルッ!

巨大な扇風機が動き始めました!

扇風機だと!?

扇風機の風に吹き飛ばされて飛行機がこっちに来ますよ!

危ない!避けて!
ガシャ!ドカッ!

あいたたた、いや、こんにちは!

誰だ、お前は?

私は発明王エジポンだ。

大丈夫ですか?派手にぶつかったみたいですが。

うむ、この扇風飛行機は風の調節が難しい。

これもエジポン先生の作品なのですか?

これはまだ試作品だがな。もうすぐ完成だ。

扇風機で無理矢理飛ばしてただけだろ。これが発明品なのか?

ジェット機やヘリコプターはコストがかかりすぎて庶民が持てんだろう。これはお手軽に空を飛べる優れモノだ。

・・・吹き飛ばされているようにしか見えませんでしたが。

そんなことはないぞ。風の調節ができたら市販する予定だ。

・・・

なんだ、発明王エジポンに文句でもあるのかね?

い、いえ、、、早く他の発明品もみたいなあって、、、

おお、そうか!早速、お見せしよう。こっちへ来たまえ。
発明品

これがなんだか分かるかな?

お、これは見たことあるぞ!ドラえもんの秘密道具で、空を自由に飛べるやつ!

タケコプターですね!

違う!君たちはまだまだわかってないな。

わからないです。竹とんぼですか?

竹とんぼのようで竹とんぼではない。その名も「たきコプター」だ!

え、タケコプターではないの?

空から滝のように雨を降らすことができる新兵器だ!

えーっと・・・どんな役に立つのでしょうか?

雨が降らなくて困っている人達に役に立つだろう。

あ、農業関係者向けですね。でも、ドローン散布機とか、とっくの昔に実用化されてますが。

き、君は私の発明品にケチをつけるつもりかね!

い、いえ、タケコプター型のタキコプターなんて発想は天才的だなあって思います!

そうだろう。

ダジャレがねえ。

ん?

あ、早く次の発明品がみたいなあって・・・

(それはさっきの私のセリフね)

そうだろう。次はこれだ!

お、これもドラえもんで見たぞ!大きな入口から入ると小さくなって、小さな入口から入ると大きくなる奴だ。

入口が大きくて出口が狭い。これはガリバートンネルてすね!

うん、でも違う。ここれはガリバー土管だ。

ガリバー土管?

そう。まず、大きな入り口から入る。

ふむふむ。

そして、この細い穴から出る!

出れないぞ。お腹が引っかかってるし。

そこで考える。痩せないといけない!ここをくぐるためには!

え、ということは・・・

このガリバー土管は減量マシンなのだ!
ズコーッ☆

細い穴は自分の体形に合わせて調節可能だ。欲しくなったただろう?特別に君に進呈してもいいぞ。

いや、、、遠慮しておきます。

革新的な発明ではないですね・・・

え、何か言ったかね?

いや、早く次の発明品がみたいなあって・・・

そうか!では次の発明品を紹介しよう。

あのう・・・せっかくですが、怪盗オリーからの予告状の件もありますし、そろそろ警備に戻らないと。

そうか。それでは仕方がない。とっておきの発明品があるのだがな。

(どうせ大したものではないだろ)

では、タイムマシンの紹介はやめておこう。
ええっ!
タイムマシンに乗って

タイムマシンは物理の法則に反する乗り物で空想の産物と言われています。本物のタイムマシンのわけありません。

どうせ、「タイム」っていう名前の全然違う機械とか、そういうことだろ。

私を侮辱するのかね。時間旅行する乗り物を発明したのだよ。

うん・・・わかりました!普通の時計より早く動く時計がついている乗り物ですね!

違う!過去に行くことができるぞ。

なるほど。逆回りする時計がついている乗り物ですね。

君達は信用していないようだな。仕方がない。こっちに来たまえ。
バサッ!

これだ!
ジャ~ン!

おお、デジタル時計とダイヤル、いかにもタイムマシンのようだぞ!

どうだ、信用したか?

デジタル時計とダイヤルを着装しただけの乗り物ではないでしょうか。物理の法則に反します。

でも、この世界は物理の法則に反する魔法使いとかいるしなあ。

乗って確かめればいいのではないでしょうか?

それはちょっと怖いですね。

なーに、なんとかなるさ。みんなで乗ってみよう。エジポン先生、ちょっと試してもいいですか?

仕方あるまい。このダイヤルで時代を合わせてレバーを引けば時間旅行ができる。

よーし、みんな、乗るんだ!

ちょっとドキドキしますね・・・あれ、エジポン先生は乗らないのですか?

うむ、まだ展示会の準備があるのでな。

早くみんな乗ってくれ。ルミ隊員、ココア隊員、セイジ隊員、みんな乗っな?よし、出発!

ところでいつの時代に行くのですか?

あ、そうか。でも、もうレバー引いちゃったぞ。

ええ!
ブルブルブルブル

なんか変な音がしますよ!

爆発とかしないだろうな?

大丈夫だと思うぞ。今回初めて動かすのだが。

なに〜!それを早く・・・
バン!

消えた!これは成功したようだな。帰ってくる前に展示会の準備だ。
目撃

オリーさん、見ましたか?

勿論、見ましたとも。

本物ですか?

それは私にも分かりません。でも、消えたということは、本物の可能性が高いかと。

うっひょ~、タイムマシンなんて、ワクワクするなあ〜

でもいつの時代に行ったのでしょうか?トーマ隊長は時代設定を忘れてたみたいだし。

ドジだなあ、いつも通り。

帰ってくるのを待ちましょう。
トーマ隊長達はどこへいってしまったのか?果たして帰ってこれるのか!?次回、乞うご期待!



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