隊長、本当に大変です!

トーマ隊長、大変です!

なんだよ~、また、どうせ、ワニが逃げたとか、食い逃げとか、しょぼい話だろう。これからロッツと新しいラーメン屋の調査に出掛けるんだよ。後にしてくれ。

隊長、本当に大変なんです!これを見て下さい!
親愛なるピパロン王へ
私は世間を騒がす大泥棒、怪盗オリーである。これまで数々の泥棒を行ってきたが、何か物足りない。そこでピパロン王の王冠を、この怪盗オリーのコレクションに加えることにした。
本日、20時に頂きに参上するよ。首を長くして待っていたまえ。
怪盗オリー

えぇ!なんだと!20時と言えば新しいラーメン屋の閉店時間だゾ。新店イチオシのトマトミルクのカシューナッツ炒め風ラーメンが食べられないではないか!怪盗オリーめ、許さん!

・・・許せない理由はそこではないと思いますが。そのラーメンもよく分からないし。

そ、そうだな。まずはピパロン王の安全を確保しないと。

そうですよ。

そして、ピパロン王と王冠をお守りしてお給料アップだ!

結局そこなのね・・・
ネル王妃の憂鬱

あら、トーマ隊長とルミ隊員ね。来てくれたのね。

あ、ネル王妃!

お掃除に来てくれた時以来ね。

はい、ルミ隊員が花瓶を割った時以来です。

余計な事は言わなくていいです・・・

怪盗オリーに狙われるなんてビックしちゃて。

このトーマ隊長が来たからには大丈夫です。

この自信は不安しかない。。。

頼もしいわ。王冠もそうだけど、王様の安全をお願いね。

勿論です。絶対にお守りします。

でも、無理は禁物ですよ。くれぐれも怪我しないようにね。

大丈夫ですよ。怪盗オリーは逮捕したこともありますし。

あら、すごい!

その後、しっかり逃げられたけど。

ここは我々に任せて、王妃はお部屋で休んでいてください。

そうね。全て終わったら、私の部屋でティータイムにしましょう。今日は特製のハニースイートドーナッツがあるのよ。

はい!頑張ります!
ピパロン王の部屋

おお、これはトーマ隊長とルミ隊員ではないか!

はい、トーマ隊長ではないかデスます★☆

うわっ、また緊張してる・・・

まさか、怪盗オリーがこの王冠を狙うとは。

はい、まさか怪盗オリーブオイルがカニ缶を食べるとは★☆

トーマ隊長、落ち着いて下さい。

でも、トーマ隊長とルミ隊員が来てくれたのは心強い。鬼に金棒だのう。

はい、カニにうまい棒デスます☆★

ホッホッホ、まあ、この部屋は簡単には侵入できないから安心してよいぞ。

はい、坦々麺には胡椒をかければ安心デスます☆★

ダメだこりゃ・・・

では、頼んだぞ。

あ、お出掛けですか?

うん、いやとょっとな・・・ではまた!
バタン!

トーマ隊長、今日もグダグダでしたね。

うん、お給料アップのチャンス!と思うと緊張するんだよな。

邪念は捨ててください。
もうすぐ

ピパロン王、遅いですね。もうすぐ20:00ですよ。

うむ。ちょっと探してこようか?

王宮は広いですし、トーマ隊長が迷子になるのでは?

俺はルミ隊員と違って大人だから迷子になんかなる訳ないだろう。すぐ帰ってくるから。
バタン!

本当に帰って来れるかな・・・
~ 3分後 ~
バタン!

おお、ルミ隊員。いい湯であったぞ。ところでトーマ隊長はどうしたのかな?

あ、ピパロン王、お帰りなさいませ。お風呂だったのですね。トーマ隊長ならさっき、ピパロン王を探しに行きましたがお会いになりませんでしたか?

はて?トーマ隊長とは会わなかったが。

ええっ、やっぱり迷子かも!電話してみます。
ツー、ツー、ツー

あれ?お話中だ・・・

まあ、そのうちに戻って来るてあろう。もうすぐ20時だし。

もう、肝心なときにいなくなるし~

かっかっかっ、まあ、焦る必要はないゾ。

はい・・・
時は来た!

カーン、カーン 20:00です!

かっかっかっ!怪盗オリーもルミ隊員に恐れを為して諦めたようじゃのう。

何事もなくてよかったです!
バタッ!

キャー、真っ暗!

電気が切れたのか?

私は大丈夫です!早く電気をつけないと。
ピカッ!

おお、明るくなったぞ。いやはや、びっくりしたわい。

あっ!王様、王冠がありません!

なんと・・・ない!これはどうしたことだ!

暗くなった隙に怪盗オリーが盗んで逃げた?まさか?
ガチャ!

ルミ隊員、大変だ!ピパロン王の衣装が盗まれた!

いや~、まさかお風呂で狙われるとは・・・

ピパロン王が2人、ということは・・・

おや、もう来てしまいましたか。いかにも、私が怪盗オリーです
ピロン君登場!?

ルミ隊員、怪盗オリーと一緒にいて気が付かなかったのか?

そう言えば、笑い方がいつもと違ってたような・・・いつもは「ほっほっほっ」なのに今日は「かっかっかっ」だったし。

よく気が付きましたねえ。

おい、怪盗オリー!王冠はどこだ!

こうなってしまっては仕方がないですね。王冠は・・・
ガチャッ!

こんにちは、名探偵ピロンです。ピパロン王の王冠が怪盗オリーに狙われていると聞いて駆けつけました。

あ、ピロン君・・・

むむむ、これは、ピパロン王が2人・・・わかりました。あなたが怪盗オリーですね。(ビシッ!)
ヅコーッ★☆#

そんなことはとっくに解っているのだが。

その間に・・・スタッとな。

怪盗オリーが逃げる~、エイッ!捕まえた!

こちょこちょこちょ

あ、離しちゃった!

ルミ隊員の弱点はわかってますよ。では、スタッとな。

あ、窓の外に気球が!

怪盗リオンが手を振ってる!なんか悔しい~

結局、逃げられましたね。

遅れて来たお前が言うな!

でも、ピロン君の足元を見て下さい!テーブルクロスの下に何かないですか?

これは王冠ですね。僕がいたから王冠を持って逃げることが出来なかったようですね。

おお、王冠ではないか!ピロン君、王冠を守ってくれてありがとう!

これって、ビロン君の手柄になっちゃうのね・・・



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